実家にWi-Fiがなくても使える見守り

公開 2026年9月29日・実家のみまもり編集部

結論

親の家にWi-Fiがなくても、通信の回線を内蔵した電球・プラグ・ポットや、警備会社・郵便局の見守りは使えます。Wi-Fiが要るのは、市販の見守りカメラです。最初の1台なら、コンセントに挿すだけで月あたり約650円(本体代込み・3年使った場合)のauのかんたん見守りプラグが安く、置き換えるだけで親の暮らしを変えない電球(ハローライト)が次に安い選択です。

サービス 親の家の回線 異変のとき 最初 月額 月あたり
かんたん見守りプラグ
コンセントに挿すセンサー
要らない 知らせるだけ 4,400円 539円 約650円
3年 23,265円
ハローライト
電球
要らない 知らせるだけ 10,780円 495円 約790円
3年 28,600円
みまもりでんわサービス
毎日の自動電話
電話を使う 知らせるだけ 0円 1,070円 約1,070円
3年 38,520円
クロネコ見守りサービス ハローライト訪問プラン
電球+訪問
要らない 人が様子を見に行く 0円 1,738円 約1,740円
3年 62,568円
みまもり訪問サービス
月1回の訪問
要らない 人が様子を見に行く 0円 2,500円 約2,500円
3年 90,000円
みまもりほっとライン
電気ポット
要らない 知らせるだけ 5,500円 3,300円 約3,360円
3年 121,000円
HOME ALSOK みまもりサポート
警備会社
電話を使う 警備員が駆けつけ 0円 4,334円 約4,330円
3年 156,024円
5年契約
セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)
警備会社
要らない 警備員が駆けつけ 54,890円 5,610円 約7,130円
3年 256,850円
5年契約

税込・2026年9月29日時点の各社公式ページの額。月あたりは、最初の額と36か月分の月額(無料の月を除く)を足して36で割った額で、返ってくる保証金は入れていません。ALSOKはゼロスタートプランにライフリズム監視とメール通知をつけた額、郵便局のでんわは固定電話の額です。

Wi-Fiが要るのはほぼカメラだけ

上の表の8つは、親の家にインターネットの回線がなくても使えます。仕組みは3通りです。

仕組みサービス親の家に要るもの
機器が携帯電話の回線を内蔵しているかんたん見守りプラグ、ハローライト、ヤマトの訪問プラン、象印のポット、セコムコンセント(電球は照明のソケット)
親の家の電話を使うALSOK(固定電話。なければALSOKが回線を用意)、郵便局のでんわ(固定電話か携帯電話)電話
人が来る郵便局の訪問なし

市販の見守りカメラ(SwitchBotなど)は、親の家のWi-Fiにつないで映像を送るので、回線がないと使えません。カメラを置きたい場合は親の家に見守りカメラを置く前にで、回線ごと考えます。

「インターネット不要」と書かれた見守りカメラの多くは、SIMを内蔵して携帯電話の回線で映像を送る製品です。そのぶん月額の通信費がかかります。SIMを内蔵したカメラのひとつ「みまもりCUBE」は、2026年9月29日に公式サイトを開くと、ECサイトへの不正アクセスのお知らせが出ていて、料金のページを見られませんでした。

最初の1台は何を知りたいかで選ぶ

回線の心配がなくなると、違いは「家族に何が届くか」です。

  • 毎日、生活していることがわかればよい: かんたん見守りプラグ(月あたり約650円)かハローライト(約790円)。どちらも、決めた時間に動きや点灯がないと知らせます。プラグは部屋の動き・家電の使用・温度と湿度、電球は1日のうちに点いたか消えたか、だけを見ます。
  • 知らせが来たら、代わりに誰かに見に行ってほしい: ヤマト運輸の訪問プラン(月1,738円)。電球の知らせのあと家族が頼むと、ヤマト運輸のスタッフが家を訪ねます。
  • 倒れたときに、すぐ人に来てほしい: 警備会社。ALSOK(月あたり約4,330円)かセコム(工事費込みで約7,130円)。親がボタンを押すか、センサーが一定時間動きをとらえないと、警備員が駆けつけます。くわしくはセコムとALSOKの見守りは月あたりいくら違うか。
  • 機械は置きたくない: 郵便局のみまもりでんわ(固定電話で月1,070円)。毎日決まった時間に自動の電話がかかり、親が番号を押した答えが家族にメールで届きます。

いちばん安く始めるならかんたん見守りプラグ

月あたりがいちばん安いのはかんたん見守りプラグです(本体4,400円・月539円。本体は8,800円の50%引きで、終了日は決まっていません)。

  • 親にしてもらうこと: よく過ごす部屋のコンセントに挿し、テレビや電気ポットなど毎日使う家電をつなぐだけ。Wi-Fiの設定はありません。
  • 家族に届くもの: 決めた時間に部屋で動きがない、つないだ家電が使われない、深夜に明かりが点いたまま、のときにアプリへ通知。室温・湿度から暑さ指数を4段階で表示します。アプリは最大10人で見られます。
  • 気をつけること: 使うにはau IDが要ります(auの携帯でなくても作れます)。防水ではないので、風呂場など湿気の多い場所には置けません。電波はauの4G LTE(800MHz)のエリアで使えます。親の家がエリア内かは、申し込む前に確かめてください。

電球に比べて、プラグは家電の使用や室温もわかるぶん、知らせが細かく届きます。逆に「通知が多いと心配が増える」なら、1日1回だけ知らせるハローライトが向いています。

Wi-Fiを引いてカメラを使うか引かずに済ませるか

親の家に回線を新しく引くと、工事や機器のほかに、月々の回線の料金が見守りのために払い続ける額になります。3年で考えると、カメラ本体(数千円)より回線の料金の方がずっと大きくなります。「毎日生活しているか」がわかればよいなら、回線を引かずに上の8つから選ぶ方が安く済みます。「顔を見たい」が目的なら、親の家に見守りカメラを置く前にで、回線ごとの費用を考えます。

Q. 親の家が携帯電話の電波の弱い場所でも使えますか? A. 回線を内蔵した機器は、携帯電話の電波で送ります。電波が弱いと届かないことがあるので、各社のエリアの案内を確かめ、無料期間があるもの(かんたん見守りプラグ・象印のポットは最初の1か月が無料)で試すと安心です。

Q. 固定電話も解約してしまった家では? A. ALSOKは電話回線がなければ回線を用意できると案内しています。郵便局のみまもりでんわは携帯電話でも使えます(月1,280円)。回線を内蔵した電球・プラグ・ポットは電話もいりません。

まずは親の家の条件から絞る道具で、「Wi-Fiはない・わからない」を選んでみてください。